TEPPEI STUDIO

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Asakusa Framework 勉強会 2014 夏 を開催しました

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シリーズ3回目の開催

「冬」から初めて、Asakusa Framework 勉強会シリーズも3回目です。今回はオージス総研様に会場を無償ご提供いただき、開催致しました。ありがとうございます。

参加者も毎回4〜50名に来ていただき、自分で主催しておいてなんですが、非常に驚いています。上のスライドにもありますが、毎回だいたい6割くらいはAsakusaFramework未経験者です。入門向けという意図にあった参加者が集まっていただいています。

コンテンツ増加

続けて来て良かったなと思うのは、勉強会で発表いただいてきたコンテンツが少しずつ溜まって来て、既存のマニュアルやひしだまページに加えて、ひとつのコンテンツグループとして形を成してきたというところです。connpassのグループページの資料ページには、今回のも含めて、過去の資料やブログが蓄積されていますので、AsakusaFrameworkに取り組まれている方は、是非こちらも見ていただきたいと思います。

はじめの一歩

毎回のコンテンツながらも少しずつアップグレードしています。今回は以下の点に気をつけて資料を更新しました。

  • Frameworkバージョンの最新版に対応
  • 画面キャプチャ取得時の解像度を下げて、見やすいキャプチャを取得
  • 作業内容が俯瞰できるコンテンツを差し込み

また前回からGUIベースで開発を進めるフローで記載しています。GUIベースでの開発は、ソースコードを見ればいいものとは違い、どうやって操作するの?と戸惑う場面がどうしてもあるので、キャプチャベースの丁寧な資料があれば役立つと思って作りました。是非みていただければと思います。

この資料を作る中で実際に開発したプロジェクトはこちらにアップしてあります。

ironpeace/AsakusaFrameworkFirstStep_0.6.2 · GitHub

Asakusa歴史探訪&ここ最近の新機能

ノーチラス開発者の川口さんからの発表。なんと新バージョンの0.7についての発表がありました!

0.7の新機能の目玉は、SQL on Hadoop連携。Parquetデータを、Asakusaアプリで入出力できるようになります。加えて、DMDLからHiveスキーマが生成できるようにもなります。

これで、バッチアプリケーションとして利用するデータと、クエリアクセスしてアドホック分析に利用するデータを同一にすることができるのです。

またDMDLはエディタが充実しているので、Hiveスキーマを作るコストが省力化されるというメリットもあります。

実際の業務で、Asakusaで生成したデータをParquetに手動でImportしたり、DMDLから手動でスキーマをつくるような場面があったので、その作業が無くなることによるメリットをよく実感することができます。

また新機能の他にも、最近リリースされた機能や、これまでリリースされてきた機能についても紹介してもらいました。特に、0.5以前でリリースされた機能は、なんとなく知ってはいるつもりでしたが、その機能が産まれた背景も合わせて話していただくことで、より深く理解することができ、非常に有意義でした。

Asakusa Framework部会って何ですか?

OSSコンソーシアムから才所さんにお越しいただいて、最近立ち上げされたAsakusa Framework部会について紹介いただきました。

ご本人も「勉強会向きの話じゃない」とさんざん事前に前置きされたので、大丈夫かなと思っていたのですが、実際話を聞いてみれば、SIer観点でどうAsakusa Frameworkを評価しているのかという話が聞けて非常に有意義でした。

コンソーシアムの部会の方も、AsakusaFrameworkの活用を広げるために、具体的な協業体制を敷こうとしていることが分かり、理解が深まりました。

Asakusaを使った Amazon EMR環境での分散分析基盤構築

アクセンチュアの福垣内さんからの発表で、実際のプロジェクトでAmazonEMR上にAsakusaアプリを構築した事例をお話いただきました。

なんとなくそうかなとは思っていましたが、実際に利用者からEMR上でのAsakusa利用のメリットを聞くと、RMRとAsakusaは実に相性のいい組み合わせだということを思い知らされました。なんと6000円/月の基盤コストで運用しているということで、圧倒的なコストメリットです。素晴らしい。

それにしても、アクセンチュアさんに委託されるようなお客さんは予算的に余裕のあるところなのかなと思っていたのですが、アクセンチュアさんの厳しいコスト感覚はとても意外でした。こうしたコスト感覚が強い付加価値にもなっているのでしょうね。

Spark

アクセンチュアの福垣内さんからの発表で、Sparkというキーワードがちょろっと出たのですが、完全に無茶ぶりでしたが、会場にいらしていた、ノーチラスの神林社長で、Sparkにどう取り組んでいるかという話を聞くことができました。その後の個別の会話でもいろいろお話いただきましたが、いろいろ面白そうなことを考えていらっしゃるようです。しかしまだまだ悩ましいところも多いようです。今後の動向が非常に楽しみです。

次回は「秋」!…の前に「真夏」!

次回は、10月17日の開催を予定しています。それとは別に、スピンオフ企画の「真夏」も予定しています。8月22日@品川です。これはいつもの勉強会と少し趣向を変えて、会費制のビアバッシュにして、プログラム実装に特化したノウハウ紹介をLTで発表しあうという形式を考えています。

これまで勉強会を開催してきましたが、「Asakusa脳になるのにとっかかりの壁がある」という話が多くされて来ました。この壁を乗り越えるためのもっと具体的なTIPSを集めたいと思っています。

「真夏」の方は近々、「秋」の方は9月に、それぞれ告知を出しますので、また多くの方に参加いただきたいと思います。よろしくお願いします。