「Asakusa Framework 勉強会 2014 春」を開催しました

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去る4月7日(月)に、Asakusa Framework 勉強会 2014春 - connpassを開催致しました。会場を無償提供していただいたNSSOLさん、発表いただいた皆様、受付等を手伝ってくれたチームの皆、そして、来場していただいた参加者の皆様、本当にありがとうございました。

実際の出席者も前回40名強から、今回は50名強と増えていて、認知度が高まっているのかなと感じています。何より驚いたのが、公募した発表者枠があっという間に埋まったことです。皆さんディープな話題を提供していただき、ありがとうございました。

私からは、「はじめの一歩・改」と題した発表をさせていただきました。

私がAsakusa Framework に感じている一番大きな問題点は、最初の敷居の高さです。かなり食わず嫌いだった個人的な経験から、みんななかなかまず触ってみるということをなかなかしないでいるのだろうと感じています。しかし、Jinrikisha、Shafu、DMDL Editor、Toad EditorといったAsakusaFwのエコシステムを活用すると、想像以上に簡単にはじめの一歩を踏み出すことができます。それをできるだけ具体的に伝えたいという思いでスライドをまとめました。

特に、Toad Editorは素晴らしいです。Asakusa Framework の素晴らしいところでもあり、逆に混乱するところでもあるのが、ジョブフローなどをDSLで書くんだけど、言語レベルではJavaで書くというところです。実感としてはJavaを書いているつもりになるんですけど、ああ確かに、これはJavaの姿をしたDSLなんだな、と気づきます。ノーチラスさんは正確にDSLを書く、と表現しますが、私はもうJAVAを書くと言っちゃっていいんじゃないかと思います。その方が敷居は低くなるんじゃないでしょうか。DSLというのであれば、やはりToadEditorのようなGUIエディターが必要なのです。さもないと、何故独自言語を習得しなければならないのだ、と思ってしまいます。実際はJavaなので、独自限度ではなく、フレームワークを使っているだけという感覚なのですが、DSLと言ってしまうとそれが伝わらない。

ToadEditorは現状でもかなりちゃんと動くんじゃないかと思います。しかし、一部、やや操作に直観性を欠くところがあります。改善依頼は順次Issueにあげていきたいと思いますが、まずは一通り通した、具体的な手順をまとめましたので、是非ご覧いただければと思います。

それにしても、GUIの操作でデモをすると、なかなか時間がかかりますね。前回はコーディングベースだったのでコピペでさくさくできましたが。かなり反省の残るプレゼンでした。紙芝居がやはりいいのでしょうけど、文字が小さくなってしまうので、そこをどう解決するかが課題と感じました。次回に生かしたいと思います。

また、杵渕さんのプレゼンは大変参考になりました。特に、S3とEMRを活用したアーキテクチャと、本番データを使ったCI、あとエラー分岐をちゃんと作りましょう、というところは分かっているようで、ちゃんとできていないところなので、とても参考になりました。

次回は、7月11日@オージス総研さん東京本社(品川)になります。また1ヶ月前くらいになったら告知を出したいと思いますので、是非、ご参加いただければと思います。