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Facebook App Award 傾向と対策

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2週間ほど前になりますが、Facebook App Awardの最終審査会にStiie ( http://stiie.com ) という作品で参加しました。結果としては、残念ながら落選してしまいましたが、非常に有意義な体験になりました。こういったイベントをきっかけに個人のアプリ開発が盛り上がったり、あるいはスタートアップの知名度があがったりすることは十分にあると思うので、応援の意味も込めて、来年以降参加しようとする人のために、私なりに感じた傾向と対策をお話したいと思います。

 

Facebook App Awardとは

詳しくはオフィシャルサイト(http://fb.dev-plus.jp/app_aw/outline.html)を見てもらえればと思いますが、サイバード社が主催するFacebookアプリに特化したコンテストです。 Facebookアプリに特化したコンテストとしては国内初ですし、このアワードとしても今年が初の開催となります。

募集期間は1ヶ月半で、8月末が締め切りでした。応募条件は、今年新規リリースされた、あるいは利用数のまだ少ないアプリ/WEBサービスということと、当然ですがFacebook APIを利用しているということが条件となります。個人・法人関係なく応募することが可能です。

 

応募

応募は専用サイトの応募フォームから行います。URLとキャプチャ画像と簡単な説明のみの投稿になります。入力欄が小さかったので、私は簡単な説明を本当に簡単にしてしまいましたが、結構しっかり書いている作品が多かったです。この説明文言は、最終審査会当日に全部プリントアウトされて配られますし、最終審査会の場では結構合間の時間があるので、審査員の方にしっかり読まれる可能性があるんじゃないかなと思います。読みやすさもよく考慮して、しっかりした文章を投稿するのが肝心だなと感じました。

 

ノミネート

約100作品の応募作品のうち、20作品が選ばれました。8月31日が締め切りで、ノミネートの連絡が9月6日に来たので、ずいぶん早いなと思いました。いろんなレベルの作品が応募されるんだろうから、きちんと作ってあるかどうか程度のざっとした選考なのかなと思います。それでも1/5に絞り込んでいるのですが。

 

最終審査

最終審査はノミネート20作品が、15名程度の審査員の前に5分間のプレゼンを行い、審査されます。審査会の様子は、Ustreamhttp://www.ustream.tv/recorded/25693583)を見てもらうのが一番分かりやすいと思います。

当初はプレゼンは資料のみという話だったんですが、途中でネットにつなげてデモをしてもらっても構わないというアナウンスがありました。開催前に1時間くらい時間があるので、そこでいろいろ調整をさせてもらえるのかなと思っていましたが、何もなく、いきなりプレゼンに突入しました。一応、デモ無しでもなんとかなるように用意していたので、デモ無しでやりました。でも、ベンチャーの方などは、その場でお願いしてデモしていました。この辺りは見習わないとなと思いますが、どうしてもその場でバタついてしまうので、進行上はデモを許容するなら調整させるようにしたらいいのになと思いました。

また動画がスクリーンにうまく表示されないトラブルもありました。PCの出力と、プロジェクターの出力が違うと動画ってうまくいかないんですよね。そういうトラブルもあるので、やはり事前調整をさせてもらうか、本当にプレゼンだけにするかした方がいいと思います。

1作品のプレゼンが終わると、審査員から一言コメントがもらえます。まぁ、コメントしやすようなものから、しにくそうなものまであって、あのコメントも無理にやらなくてもいいのかもなと思いました。本当は審査員は質問がしたいんでしょうが、その時間は無いですし。

 

審査傾向

審査はかなりアプリケーション自体をガチで見られたと思います。賞がなんだかんだと19もあるので、1賞1作品にするのかなと思っていたのですが、1作品でいくつもの賞をとっていました。プレゼンの上手い下手でもなく、現状の実績でもなく、純粋に審査委員にとって良いと思うアプリケーションを、それぞれの審査員が選んでいたと思います。その結果、リブライズが賞をとりまくって、6冠となり、突出した作品があるとどうしても集中してしまう弊害がありますが、アワードとしては箔がついていいんでしょうね。

アプリケーション自体を見られるので、やはり企業・ベンチャーとして参加している作品が強かったです。しかし、リブライズはフリーランスエンジニアの2人組なので、きちんとしたものであれば、ちゃんと評価されます。

リブライズは、新しい流行となりそうな、O2Oをユニークなアプローチで実現して、新しい価値を生み出している素晴らしいサービスなので、もう圧巻でした。さすがです。

一方で、良かったのは、Hooleganが受賞していたことです。4、5人の有志グループで開発したものということで、HTML5やWebsocketの技術とソーシャルグラフをうまく連携させたアプリです。日経ソフトウェア賞や、WEB DB Press賞などをとっていて、技術的にも面白い取り組みなので、という理由で受賞していました。他のアワードよりもメディア関係の審査員が多かったので、雑誌のネタにできそうなアプリという観点で見られていたようです。これであれば、アプリケーションの質で勝負というよりも、アイディア一本で勝負をしかけるということもありなので、個人や有志グループでの参加がしやすく、アワードとしていいことだなと思いました。

 

まとめ

今年初の開催なので、来年以降も開催されるか分かりませんし、開催されるとしてもいろいろ変更が加えられると思います。今年の傾向でいうと、かなりしっかりアプリケーションや企画を見られるアワードですので、トップを狙うにはかなりよく考えていくべきだと思います。でも賞の数も多く、また前述したようにメディア系の審査員も多いので、メディア的にウケそうなアイディアを狙っていけば、個人参加でも十分に受賞チャンスはあると思います。きちんとアプリケーションも見て、でも幅広く取り上げる、いいアワードだと思いましたので、来年も開催を期待したいと思います。

私も、来年に向けて再チャレンジしたいと思います。

でわ。